高山茶筌
長さ10cm余りの竹が小刀ひとつで表皮をはがれ、分割されていく。細い竹で16分割、太めの竹で18分割。内側の肉の部分のみ削られ、一本がさらに10分割される。
それを温湯で煮て、穂先の方が薄くなるように肉を削る。この時点で穂先は100分の3mm。
穂先はさらに内側に丸みがつけられる。これがいわゆる「味削り」の工程。
お茶の味を決める最も熟練を要する技術である。
さらに穂先の両角を削る「面取り」をし、糸で穂の根元を編み、仕上げとなる。
久保圭造さんは24代目の茶筌師を継ぐ。
茶道で抹茶を攪拌し茶を立てる道具「茶筌」は、室町時代(1333?1568)ここ高山で生まれ、製法は数百年来変わらない。
それを温湯で煮て、穂先の方が薄くなるように肉を削る。この時点で穂先は100分の3mm。
穂先はさらに内側に丸みがつけられる。これがいわゆる「味削り」の工程。
お茶の味を決める最も熟練を要する技術である。
さらに穂先の両角を削る「面取り」をし、糸で穂の根元を編み、仕上げとなる。
久保圭造さんは24代目の茶筌師を継ぐ。
茶道で抹茶を攪拌し茶を立てる道具「茶筌」は、室町時代(1333?1568)ここ高山で生まれ、製法は数百年来変わらない。
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