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梅干

梅干しといえば紀州というほど有名で、江戸時代に奨励策を受け隆盛して以来の伝統で、田辺市・南部町・南部川村を中心にした紀南地方は、生産量、生産額ともに日本一。
漬け梅品種として最高級の南高梅と、青梅のー級品で梅酒やジュースに最適な古城梅があり、紀州梅干しの原料になるのは、粒が大きく肉厚で果皮の薄い南高梅。
収穫の最盛期は梅雨の時期で、完熟した梅を手でもぎ、約一カ月半、天然塩だけで漬けこむ。
その後、降り注ぐ夏の太陽の下で三日三晩、一粒ずつていねいに天日乾燥させ、ふたたび漬け込むと、まろやかで味わい深い紀州の梅干しの誕生だ。
   
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