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明珍火箸

明珍家はもともと甲冑師の名門であり、火箸を作るようになったのは、茶匠・千利休の依頼で鍛えたのが始まりといいます。
糸で繋いだ二本の火箸が触れ合うと発する妙音は、実に涼やかな響きです。
   
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