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伊賀組みひも

その昔、忍者が刀の靴につけた「下羅」や武具用の組を発祥とする伝統的な組みひもの技術は、明治になってきものの帯締や羽織紐に用いられるようになった。
国内随一の生産・地である、上野市には約3,000人の組み手がいるという。

組みひもづくりは、絹糸の目方分けに始まり、染色・搬りかけなど糸づくりの段階をへて、組み上げの工程にうつる。
高台・丸台・角台など組み台の種類によって使える玉の数が異なり、表現の幅もちがってくる。
高台では60種類程度の柄が組め、繊細な柄模様が表現できる。

組むたびに根元に打ちこむへラの角度や力を均一に保ちながら組み上げる、集中力と根気の仕事。
   
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